恵那峡クルーズマーク

安全運航への取り組み

私たち恵那峡遊覧船は、「安全最優先の運航」を使命とし、「安全安心の遊覧船」を目指して安全管理体制の構築や安全運航のための知識習得と技量向上に努めるとともに、国土交通省「運輸安全マネジメント」に定められた数々の取り組みを着実に実施してまいります。

 

運輸安全マネジメントに関する取り組み

年度ごとに運輸安全マネジメントの取り組みを定め、全スタッフへの周知、教育を行っています。
さらに運輸安全マネジメントの根幹である安全管理規程をはじめ、運航基準、作業基準等の各基準を「社則」に定め、規程、基準を遵守することを運航に携わる船長をはじめとする運航関係スタッフに義務付けています。

2023年度運輸安全マネジメントに関する取り組み

 

 

安全管理規程に基づく細則・マニュアル類の制定

安全管理規程、各基準を具体化した細則、マニュアルを定めることによって、具体的な作業、行動を明確化し、即対応できるよう運航関係スタッフに対して教育、指導を行っています。

 

 

運航管理体制

安全統括管理者、運航管理者、運航管理補助者2名を任命し、遊覧船の運航状況を常時把握し、適正な管理を行っております。
また、発航ごとに天候状況、航路状況などの発航の可否判断を行い安全運航に努めています。

 

 

運航基準の設定

運航基準として、以下の基準を超えた場合、運航を中止しております。
※運航管理者、船長が危険と判断した場合、この基準に達していなくても運航を中止する場合があります。

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気象 港名 恵那
風速 10m/秒以上
波高 1m以上
視程 300m以下
水深 1m以下
放水量 800t/秒以上

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気象 港名 風速 波高 視程 水深 放水量
恵那 10m/秒以上 1m以上 300m以下 1m以下 800t/秒以上

 

 

安全設備の設置

はくちょう(1、2、5)号 救命胴衣の常備(定員50名+船長1名)/救命浮環
はくちょう 6 号 救命胴衣の常備(定員59名+船長1名)/救命浮器

 

 

救助訓練の実施

所轄警察署、消防署と合同で様々な事態を想定して救助訓練を実施するほか、救助船の出動など恵那峡遊覧船独自の救助訓練を定期的に実施し、あらゆる事態に適切な行動が取れるよう訓練を行っております。

2022年度救助訓練の様子

 

 

船舶の整備体制

内陸部に位置する恵那峡遊覧船は、提携整備工場と離れており、迅速な修理、修繕を行うために、運航関係スタッフが船舶整備の技術・知識の習得に努め、円滑な運航体制を維持するための整備体制を構築しております。
国土交通省ホームページ「運輸安全マネジメント 運輸安全取組事例」に取り上げられております( 運輸安全マネジメント 運輸安全取組事例

 

 

船長の育成・登用

小型船舶操縦士免許取得者を船長として育成、登用するための規定、要領、育成マニュアルを定め、恵那峡遊覧船の船長としての自覚、技量を習得した者だけが船長として任命されます。
育成期間は6~8 か月、育成中の操船時間の目安は100時間としています。
なお、船長として乗務開始後も、技量の向上、維持等を目的とした操練も行っています。

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